道場生の声
一般部女性
以前より武道に興味はありましたが、なかなか機会がなく、こちらの道場を見つけてやっと空手を始めることができました。
それまでは心身を置き去りにして働くことが多く、喜びをもって生きることさえ大変なこともありましたが、だんだん持病の薬も必要無くなっていき、心身ともに健康になっていくのを嬉しく思っていました。
それでもまだ始めてしばらくは、自分が人生の目的としていることと空手は必ずしも重なってはいませんでした。
しかし、空手を続けるにつれて、その目的に至る道は様々ある中でも私は武術という道を選び、しかも色々な経験をしてから40代になって空手を始めるという道を選んだのだと理解するようになりました。
自分一人でなく、対人で技を訓練するというのは絶対に必要なことなのですが、自分の状態が鏡のように反映するため大変なこともあります。
しかし、対人であるからこそ、見えなかったことに気づくことができ、自分にとってもう不要な荷物を捨てていくことができます。
今ではそのような機会を与えてくださった小野川先生や、仲間の道場生の方々に心から感謝しています。
これからも色々と迷うこともあると思いますが、さらにこの道を進み、自分の経験も踏まえて後輩の道場生のお手伝いもしていけたらと考えています。
親子で稽古されている一般部女性
2年前、子供ともう少し深く向き合いたいなと感じていた時に、この空手と出会うことができました。
親子で稽古をしながら成長し合えることで、新たな気づきがたくさん見つかりました。
稽古の度に先生が伝えてくれる、心の在り方・・・強さと優しさ、感謝とありがとうの心など、子供だけではなく、親の私にも大きな変化をもたらしてくれています。
以前は、自分のことを良く見せたい、ちゃんとしていると思われたいという意識が働いて、自分の本質を隠して過ごしていました。
しかし、強くなっていくためには自分の内面を理解することが必要だとわかり、少しずつ失敗や過ちを受け入れ、本質を理解し、前に進み向かうためのエネルギーに変えていくことが出来るようになってきました。
全てを受け入れ、心を解放してみると、日々の生活にも生かされて、子供たちや周りに対する見方も変化してきたように感じます。
自分が穏やかな心で過ごすことで、例えば子供達が仲間を思いやる優しさを見せてくれたりするのは、嬉しい限りです。
この空手と先生方の出会いに感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも厳しい中にも愛のある稽古に親子で真剣に取り組み、家族と社会の平和を目指していきたいと思ってます。
少年部の保護者様
小学1年生の時から一般部でお世話になっております。
礼儀作法を身につけてほしいという親の願いを込めて始めました。
小さい体で大人との組手、夜遅くまでの稽古、息子にとっては心身共に大変なことも沢山あったと思います。
時には、眠い等の弱音を吐く事もありますが、辞めたいと言ったことは1度もありませんでした。
毎週、学校から学童へ、別の習い事を済ませてから稽古というハードなスケジュールになる時もあります。
それでも途中で諦めない、何事にも真摯に取り組む、そんな息子の成長を感じる事ができ、頼もしく思います。
熱心にご指導くださる指導員の皆様方、優しい先輩方のお蔭です。
これからも空手を通した息子の成長を見守っていきたいと思います。
黒帯の先生
世界に誇れる日本の文化の1つに武道があると思いますが、最近まで私自身その本質を理解できて居らず、もっと若い頃に真の武道(空手)の精神を学びたかったと思っています。
元々基本稽古を大切にしてきたつもりの私でしたが、大船道場で武道空手を稽古するようになってからは、基本や型の取り組みがより真剣に意識するようになり、日頃の稽古がより深いものになりました。
「鞘(さや)のうち」 という武道のことわざがありますが、戦わずして勝つ、刀を抜いた後の無用な殺傷沙汰を抑える、 武士の尊い教えのことです。
また試合という字は、技の試し合いを差し、相手がいなければ試合もできず、お互いを尊敬して双方が成長することが肝要です。
この教えはWin to Winそのものであり、 現代の日常生活に活かしてこそ、武道は現代に蘇ってさらに尊いものになるはずです。
まだまだ未熟者の私ですが、微力ながら小野川先生達とともに、少年部や一般部の皆様に人間力の向上にかかわる武道の本質を少しでも伝えられれば幸いです。
生涯を通して心身ともに成長できるのが武道空手の魅力なので、これからも稽古を通して、私自身少しでも前へ成長できればと願っております。
少年部の保護者様
空手に憧れを持っていた息子が始めてから1年半・・・。
空手を習うようになってからというものテレビを見る時、 ゲームをしている時、ご飯を食べているとき、あらゆる場面で姿勢が良いなぁと感じるようになりました。
以前よりも姿勢がずっと良くなったせいか、集中力も身につき、人の話をきちんと聞ける子になりました。
1人でテレビを見ている時は、何も言っていないのにずっと行儀良く正座している時もあります。
誰に言われるまでもなく正しい事や良い事を自分から進んで実行できる。
そういう息子の成長を見る事ができて、とても嬉しく思っています。
これからも空手を通して強い精神力を身につけ、人に優しい子であってほしいと願っています。
一般部の道場生
私は単純に「強くなりたい!」という思いから空手を始め、ある空手流派で精一杯修行に励みました。
しかし、稽古すればするほど、強さに対する不安な気持ちが深まる一方で、やがて私には限界だなと思うようになりました。
今にして思えば、肉体的にというよりかは「勝ち負け」や「誰が強いか弱いか?」 といった価値観でやってきた結果、心が疲れてしまっていたのでしょう。
空手とは本来、試合などの勝ち負けで人の良し悪しを判断するものではないはずです。
その事を私自身が一番忘れてしまっていたのだと思います。
日常生活においても周りとの衝突をたくさん起こしてしまっておりました。
その後、一時空手を離れましたが、大船道場の目指している「武道としての空手」に共感し現在修行しております。
私にとって「暗い闇から一筋の光が差した」という思いであり、人生に活かせるものと確信しております。
1人でも多くの方に、日本の文化である武道空手を体験していただき自分が良い方向に変化することを 感じていただけたらと心より願っております。
また、そういった方々と一緒に成長していけたらどんなに素晴らしい事だろうと夢を膨らませております。
少年部の保護者様
娘2人、大変お世話になっております。
正直言いますと、初めは娘に空手を習わせるつもりは全くありませんでした。
しかし、大船道場に共感し女の子でも強くなれ、人生に活かせるものであると思い、ご指導していただいております。
初めてから早6ヵ月が過ぎました。
先日、娘が小学校で賞を頂いたという話を耳にし、内容について聞いた時には大変驚きました。
その内容は「困っている生徒がいると直ぐに歩み寄り力になっている」というものでした。
これは武道に繋がるものであり、武道の精神である「礼の心」から生まれた行動ではないかと思います。
これからもその心を忘れずに稽古に励んでくれたら、親として幸せに思います。
一般部の学生
自分は、普段の生活で悩んでいたり、考え込んでいたりする時にこそ、稽古に行くようにしております。
空手を始めて「礼の心」を意識して生活するようになってからというもの、稽古だけではなく日常の生活にも自分の糧になっているのが実感できているからです。
普段の生活で嫌な出来事や、理不尽な出来事を目の当たりにすることは自分にもありますが、稽古をすることによって、いつの間にか気分がスッキリし、また明日も頑張ろうと思い直せる事がよくあり。
空手の基本や型、道場の先輩・後輩の皆さんから良い刺激を頂いているおかげだと思います。
こうして続けてきて実感できるのは、自分にとって空手は良い変化を与えてくれるものだという事です。
これからも空手を続けていこうと思いますし、普段の生活もより前向きになれると感じています。
黒帯の先生
大船道場の稽古で重視している型や礼は、日常生活で人と接したり仕事の中での集中力に間を感じることで、 ぶれない自分を出す事ができます。
かくいう私自身も稽古の場だけでなく、普段の生活にこそ役に立つものだという事を肌で実感できている次第です。
出勤前と帰宅後には必ず型と座礼を行っていますが、私にとってはなくてはならないものです。
毎週稽古に行くたびに小野川先生や黒帯の先生方、 一般部の皆様そして少年部の子供達からは強いエネルギーをいただいております。
そういった稽古があるお蔭で、私は今年から新たな道に向けて動き始めることができました。
人生の分岐点ともいえるほどの大きな決断であり、様々な困難もあると思いますが、大船道場の空手を通して志を立てた以上はやり抜く、という肝をつくり乗り越えていく決心です。
表面で波が立っていても、そこで動じず心の底は静かな状態。人を包み込める器。そのような心を作れる武道こそ、乗り越えていく力になると確信します。
それに加えての知識や技術だと思います。
これからも大船道場と共に成長していきたいと思っております。
そして、私自身も稽古で学んだ事を活かし、迷ったり悩んでいる時間を減らし、今まで気がつかなかった事に目を向け、人生を有効に使い、いずれ困っている方々の為に具体的な活動をしていきたいと思っています。
武道の精神を本当の意味で活かしてまいります。
少年部の保護者様
息子に礼儀作法や心の強さを身につけてほしいと願い、大船道場でお世話になっています。
通い始めた当初はまだ双子のお兄ちゃん達と息子の3人で稽古をしておりました。
当時、黄色帯の先輩2人が、息子にとても格好良く見え「僕もああいう先輩になりたい」と言って、その後もどんどん空手が大好きになっていきました。
あれから2年、今も昇級という目標に向かって頑張っています。
親から見ると男を意識するようになり逞しくなってきてくれたなと感じますし、そういった一つ一つの成長を嬉しく思っています。
これに甘える事なくこれからも空手を通して精進していってほしいです。
少年部の保護者様
どこかふわふわとしていた息子に、芯のある子供になってもらいたいと思い大船道場でお世話になっております。
初めての時に体験させてもらったのですが、一般部という事もあり「ビシッ!」 とした雰囲気のなかでの稽古でした。
その稽古後、嫌がるかと思いましたが息子も何かを感じた様子で「習いたい!」とすぐに笑顔で返事してきてくれたのを覚えています。
もうじき1年半になりますが、挨拶や礼儀が以前に比べてずっと良くなったのを親子共々実感しております。
変に構える事もなく自分の方から心を開く。人としても大切な事だと思います。
毎週の稽古がとてもありがたいです。
息子は他の習い事もやっていて稽古に出席できない時もありますが、先生・先輩方がとても優しく、そして厳しく指導をしてくださるので、これからも長く続けていきたいと思っています。
空手を通して更に成長していってほしいです。